チュウサギ
一般的に白鷺(しらさぎ)と呼ばれているサギ
には、3種類あります。
ダイサギ、チュウサギコサギと、主に大きさで
区別されますが、チュウサギとコサギの大きさの
差はあまりなく、それ以外の特徴から見分けます。
くちばしは黄色で先端部が黒く(コサギは全体
が黒)、首はコサギよりも太くて、その分短く見
えます。
県内では、主に春と秋の渡りの時期に、各地の
田畑で見ることができます。夏でも見かけますが、
あまり多くありません。餌はカエルや昆虫などで、
田お越しする前のレンゲ畑などで、じっと餌を狙
って立ちすくむ姿をよく見かけます。
今の時期は、繁殖期を迎え、レースのような飾
り羽根をまとっていますので、じっくりと観察し
てみましょう。