2007年8月

キジバト

 市街地から山地まで、県内で普通に見ること
ができるハトです。ドバトが集団で行動するの
に対し、キジバトはたいてい2羽(つがい)で行
動しているのを見かけます。
 全体的に、褐色で地味な色をしていますが、
首の所の、黒と水色の縞模様が、ちょっとした
アクセントになっており、じっくりと観察すると、
その行動はなかなか可愛らしい鳥です。
 繁殖期には、「デデーポポー」と鳴き、人家の
庭でも平気で営巣します。このような個体は警
戒心も薄く、人や車が近づいても、なかなか逃
げないことがあります。ちょっと離れて観察する
と、色々な行動を見せてくれます。
 下からは枝で見えないのに、2階から丸見え
の場所に巣を作ったのを見たことがあります。
その時は、その愛情たっぷりの子育ての様子
を、じっくりと見ることができました。

過去の「今月の野鳥」へもどる
トップページへもどる
今月の野鳥