2006年12月

ホシハジロ

 ここのところ、ようやく冬らしい天気が続くよう
になってきました。北日本からは、雪の便りも
聞かれるようになりました。
 水辺には、カモの姿が目立つようになってき
ました。いつも観察している場所に行くと、数百
羽のカモたちが浮かんでいます。
 ホシハジロは、県内では20年ぐらい前までは
少なかったのですが、十数年ぐらい前からは、
普通に見られるようになってきました。
 日中は、ほとんどが顔を背中にうずめて、休ん
でいることが多いのですが、ときおり顔を出して
泳いだり、潜水したりしてくれます。
 オスは、赤褐色の頭に胸が黒く、胴体は白くて
目が赤いのが特徴です。メスは、頭と胸が褐色
で、胴体もうすい褐色をしています。
 潜水するカモにしては珍しく淡水性で、都市公
園などでは、大きな群れを見ることができます。
 県内では、よく見られる場所と、ほとんど見ら
れない場所があります。理由はよくわかりませ
んが、彼らなりの理由があるのでしょう。
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