コチドリ
海岸や干潟、水辺の空き地などで見られる
チドリの仲間。県内には主に夏鳥として渡来
し、繁殖します。黄色いアイリングと胸の黒帯
がアクセントとなり、地味ながらもシックな出で
立ちの鳥です。
河原や空き地などで繁殖しますが、巣でじっ
としているときは背中の色が保護色となり、
全然目立ちません。巣は、ちょっとしたくぼみを
利用しただけの簡単なもので、卵は普通4個
産みますが、これが又見事な保護色となって
おり、そこにあるとわかっていても目を離すと
すぐに見失ってしまうほどです。
何もないただの荒れ地でも、コチドリにとって
は貴重な繁殖地なのです。