2006年3月

南部川中流域

 南部川中流域は、昔ながらの川の雰囲気が
残り、小さいながらもあし原や草むらが所々に
見られ、野鳥たちの格好のすみかになってい
ます。
 学校橋の上流側は、冬の間、多くのカモが見
られます。コガモ、カルガモが多く、オオバンも
見られます。小鳥たちも多く、ウグイス、アオジ、
オオジュリン、ツリスガラなどが見られます。
カワセミも、よく見かける鳥の一つです。
 ここより少し上流では、サギの姿が見られま
す。アオサギやダイサギが多いようです。
 須賀神社前からその下流にかけては、少し
広めの河原が広がり、イカルチドリが繁殖して
います。この冬は、コハクチョウ2羽が渡来し、
越冬しました。
 川の両側は道路になっており、探鳥には注
意が必要ですが、右岸側は交通量もさほど多
くなく、道路沿いに歩いていくと良いでしょう。
 これからの時期、ヒバリやキジの声を聞きな
がら、南部川とその周辺の田んぼや梅畑を
、のんびりと探鳥するのも良いでしょう。
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