煙樹ヶ浜
幅500m、長さ4.3kmに渡って続く松林は
日本有数の規模で、徳川時代から続く防風林と
して地域の生活に大きな影響を与えてきました。
宅地化などにより、以前に比べて規模が小さくなっ
たとはいえ、ひっそりとした松林の中は、小鳥たち
にとって格好の越冬場所になっています。
林内にはいくつかの道があり、そこを歩いていく
と良いでしょう。松洋中学校より西側では森林の
状態も良く多くの鳥を見ることが出来ます。メジロ、
ヒヨドリ、ホオジロ、カワラヒワ、コゲラなどの留
鳥に加え、アオジ、ツグミ、シロハラ、ルリビタキ、
ビンズイなどの冬鳥たちも楽しむことが出来る
でしょう。また、ウグイスも越冬にやってきています。
運が良ければ、ミヤマホオジロやヤマシギなどに
出会えるかも知れません。
松林を抜けて、海岸にも出てみましょう。林内の
暗い雰囲気から一転して、目の前に広がる広々
とした海の風景は、それだけで気持ちの良いもの
です。景色を楽しんだら、双眼鏡で海をのぞいて
みましょう。カモメの仲間が飛んでいたり、浮いて
いたりするはずです。ここでは、ハジロカイツブリ
やシノリガモの記録もあり、ていねいに探してみる
と思わぬ拾い物をするかも知れません。
夏はにぎわうキャンプ場も、冬の間はひっそり
しており、そこに車を止めて歩いてみると、じっくり
と探鳥を楽しむことが出来るでしょう。